日曜日に彫刻を観た。三沢厚彦の「ANIMALS+」。
(※Fuji-tv ART NETの紹介頁
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作家本人が講演に来ていたのだが、昼食が遅くなって一時間遅れで館に到着。
木彫りの実演をしていた処で、NHKが取材に来ていた。
木彫りで、動物。…と言うと、勝手に可愛いイメージを抱いてしまいがちなのだが、其の予想、軽く裏切られたり。
特に眼が印象的。
「こいつ、知性がある」「人に心を開いてない眼だ」「犬が野生を取り戻している」「みんなひとりでも生きて行ける」…等と、動物達の批評に花を咲かせつつ鑑賞。余りの妄想振りに後ろで監視員が微笑していたが、多分気の所為。
矢っ張り、二人だと感想が言い合えて面白い。
写真では分かり難いのだが、実物は鑿で削った跡を残していて、結構ごつごつしている。
其して、何より、デカい。どっしりとした重量感がある。
ポスターにもなっていた白熊なんか、実際間の当たりにすると「一撃で殺られるかも…」と言う存在感。
だけど、一番大きかった動物は、麒麟でも無く象でも無く、二頭のユニコーンで在ったのだった。
其の大きさ、馬を遥かに凌駕する。
御本人は「ユニコーンってこの位の大きさでしょ?」等と話していたが。
えっと…、実物…大…?
図録に貰ったサイン。
他にもっと、空白のある頁も在ったのだが、指定しなかったので、三沢さん本人が「此処に書いたら格好いい」と…。
ジャズやロックを聞きながら制作すると話していたので、御気に入りを一つ挙げて貰ったら、少し考えて「
マイルス・デイヴィス」との答えが返って来た。…が、特にジャズの方が好きだと言う訳では無いらしい。
他に「
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」「
ソニック・ユース」。
因みに、其の時、UK?と訊いてしまい「いや、アメリカ」と突っ込まれたのは内緒だ。
もっと勉強します……。
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